Official Blog Official Blog一覧

私だからできること(1) 2016.12.21

看護師になった理由

 

 

 

 

 

 

 

 

RADIANT SMILEの笠原 睦美です。

 

12月6日のブログアップ以降、

 

皆様から多くのお気遣い頂き、

 

本当に心強くなる気持ちでした。

 

ありがとうございました。

 

息子の状態は一進一退で、

 

とってもいい顔をしているな!

 

と思い声をかけると、

 

「今日は調子いい(笑)」

 

と回復の兆しが見えた!

 

と思うと、

 

次の日は、起き上がれないくらい不調・・・。

 

121017nc-thumb-500x375-10194.jpg

 

看護師さんや先生からの説明や、

 

息子の不安な気持ちや、

 

家族の不安な気持ちの矛先は、

 

私に向かいます。

 

当然と言えば、当然。

 

看護師であるので、

 

うれしいと言えばうれしいのですが、

 

治してあげられない無力さと、

 

「様子を見ましょう。」

 

「原因が分からない」と聞くたびにイラつきに、

 

今回ほど、

 

こんな思いをするくらいなら、

 

医者になればよかった!と強く思ったことはありませんでした。

 

病院との関わりや、

 

入浴できない息子の髪を洗っているときに、

 

ふと、

 

「私が看護師を目指した理由って?」と思いました。

 

image1.JPG

                 (看護学校卒業式の写真)

 

私が看護師目指したのは、

 

「誰かの役に立つ以上に、

 

私の家族、身内が体を崩してしまったとき、

 

そばにいられて、役に立つために看護師になる。」

 

という理由でした。

 

そんな思いがあったから、

 

体調の悪い息子の訴えも、しっかり受け止めてあげることもできましたし、

 

家族のイラつきも、少しはかわすことができたのかもしれません。

 

そう思うと、

 

私が目指した通りになっているのだから、

 

今こそ、私にしかできないことを1つ1つやっていけばいい。

 

看護師の原点に戻って、

 

病気と闘う人たちが何を思い、

 

何を求めているのか。

 

学生の頃、

 

師長さんに、

 

「しっかりアンテナ張って、患者さんの電波を受け取りなさい。

 

 あなたたちから動き出しなさい。」

 

とよく叱られたな・・・。

 

しかし、看護師になった理由を思い起こしただけでは、

 

なかなか乗り切れないな〜と辛くなったのも事実です。

 

「ぼくは、ずーっとこのままなんだろうか?

 

 身体が弱くなってしまって、もうイヤになっちゃったんだ。

 

 もう、ダメなのかな・・・。」

 

今までにない、初めての見る姿に、

 

「勇気づけ」が、

 

私と私の周りのすべての人たちを支えてくれました。

 

アドラー心理学に出逢っていたからこそ、

 

自分の感情に流されることなく冷静に関われる私でした。

 

次回ブログでお伝えします。

Official Blog > 私だからできること(1)

« 次の記事へ | 前の記事へ »